大腸がんは早めの治療が肝心|加齢と共に発症しやすくなる

大腸にできるがん

男性

血便が出たら早めに検査を

最近お通じがどうもおかしい、あるいは便に血液が混じるようになったとか、お腹が張っていると感じた時は、一度大腸がんの検査を受けてみることをお勧めします。特に大腸がんの中でもS字結腸がんや、直腸がんはこのような症状が現れやすいので、早めに病院に行くようにしましょう。痔と間違えやすいのですが、大腸がんの場合、痔のような痛みはまず感じられません。またS字結腸がんや直腸がんでない大腸がん、大腸の上の方にできるがんの場合は血便も出ないことがあり、そのため発見が遅れやすいので、定期的に検診を受けるようにしましょう。ステージ0やステージ1の段階で見つかった場合は、治療方法も体に負担がかからないことも多く、またその後の生存率も高くなるからです。

最近注目の免疫療法とは

治療方法としては、まず手術が挙げられます。早い段階で発見された場合は、手術ではなく内視鏡による治療が行われることもあります。これは肛門から細い管を通して、大腸の内側から患部を切除します。手術の後は、再発や転移を防ぐために、抗がん剤を使った化学療法や放射線療法が行われます。抗がん剤や放射線を使った方法は即効性がありますが、がん細胞以外の細胞にも働きかけるため、副作用が起こることがあります。そのため最近では、患者本人の免疫細胞を培養してから体内に入れ、それで再発や転移を防ぐ免疫療法も行われるようになっています。自分の細胞を使うので、副作用が起こる確率が非常に低く、しかも化学療法や放射線療法との組み合わせもできますので、今後注目の治療方法です。