大腸がんは早めの治療が肝心|加齢と共に発症しやすくなる

自分でこまめにチェックを

腹痛

大腸はいくつかの部位に分かれています。肛門に遠い方から順に、盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S字結腸・直腸となります。このうち大腸がんが特にできやすいといわれているのはS字結腸と直腸です。大腸がんになると、大腸の中に腫瘍ができることから便の形が細長いものに変化します。また、今まで一度にたくさん出ていた人でも少しずつしか出なくなることがあります。肛門から出血が見られることも大腸がんの症状のひとつです。しかし、もともと痔を患っている人や肛門が切れやすい人は、それらが原因となって出血していると誤解することがあるので注意する必要があります。大腸がんの出血はどす黒いような色をしていると思っている人もいますが、鮮血が出る場合もあります。

親族に乳がん患者がいる人は自分も乳がん検診を受けた方がよいとよくいわれますが、同じことは大腸がんについてもいえます。親族に大腸がんを経験した人がいるときは、特に自分の便の状態などに日々目を配るようにしましょう。大腸がんの検査は恥ずかしいからと受けたがらない人が多いのですが、特に痛みのある検査ではないので気になる症状がある場合はなるべく早く病院で検査してもらうことが大事です。大腸がんは日本人の死因として上位に位置づけられているので多くの人が不安になるのは無理もないことですが、ほかのがんと同じく早い段階で発見すれば治療もしやすくなります。早期治療によって完治すれば元通りの日常生活に戻ることも可能なので、少しでも症状が見られるようなときはすぐ医師に相談しましょう。